美しいロケーション、切なく心に染み入るピアノの旋律、
そして、素敵なキャストの面々…
少ない予算と、限られた日程の中では
どうしようもないと思いながらも、
やっぱりもったいないですね



〜魔女の日記(5月29日)より抜粋〜


でも、考えれば考えるほど、この映画は山田君にとって何だったのか?と疑問が膨らんでいくのも事実です。
ドラマの撮休を当てたという、限られた時間での駆け足撮影。
共演者の方達とも接することはほとんどなく、
山田君自身の体調も最悪レベルだったとのことでした。
山田君は、「考えて考えて役の人生を理解し、時間をかけてその役に入っていく」タイプの俳優さん…。
たった5日間で、隆志の人生を理解して、隆志になりきれたのだろうか?
忙しい山田君に、それでも…と白羽の矢を当ててくださったことはとても嬉しいし、
「目の前に来たものを精一杯やるだけ」という山田君の気持ちも本当に大切なことだと思います。
隆志は素敵でした。
傷ついた少年の繊細な哀しみを山田君は本当に美しく表現していたと思います。

ただ…急いで作りすぎた感情が、所々ちょっとした違和感を出していたのも残念ながら正直な感想です。

そういった意味で(???)、
この映画は、山田君が主演ではないのです。
ジェニファを中心に、住職一家、寺の修行僧たち、そして隆志…のそれぞれを、モチーフにして描かれている映画です。
隆志とジェニファの恋も、それが主題なのではなく、単なるエピソードなのです。
この映画で主演扱いされるのは、山田君も本意ではないと思うし、
長い時間をかけて制作にあたられたスタッフや、夏の間中撮影に取組んでいた他の出演者たちに申し訳ない気がします。
そして、山田君の「初主演映画」として一生語られていくのは、撮影時間5日の映画では絶対だめなのです。
むしろ、山田孝之(特別出演)とでも書いてもらいたかったくらいです。

山田君の主演映画は、これからのお楽しみです。
山田君自身が望んでいるように、時間をかけてじっくりと、自分が納得できる映画を撮ってください!!きっと必ず絶対に近いうちに実現できると信じています☆


エンケンさんは、やっぱり素敵でした。
かわいらしい、高橋ひとみさんとの掛け合いもおかしくて、
彼らのシーンはこの映画に対するモヤモヤした気持ちを
一瞬忘れさせてくれます。

そして、郁代役の浅見れいなさん。
彼女の自然な演技がよかったです。
いい女優さんになるかも…。



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