「鴨川ホルモー」がついに本日初日を迎えました。 上映中は、何度も笑い声が。そして、監督とキャストが登壇した瞬間に歓声と拍手が起こりました。
壇上では、公開を記念しまして、映画にも登場しました京都の名酒・純米吟醸「玉乃光」でオニのこん棒(木槌)を使い鏡開きをしました。最後には、会場800人のお客様と共にフォトセッションを行いしました。
Q:初回の上映をご覧になったばかりのお客様に、一言ずつご挨拶をお願いします。
山田孝之:山田です。やっと(公開)って感じですが、舞台挨拶や宣伝を頑張っていたので、やっと今日で終わりだと安心しております(笑)。あとは面白かったと思ってくれた人が(映画を)紹介してくれるかなと思います。頑張っていきましょう!。
Q:大勢のお客様がオニのお面を被っているのを見ていかがですか?
山田:絶景ですね。
栗山千明:初日、早速皆さん見に来て頂いてありがとうございます。私もやっと公開だという気持ちですごく嬉しいです。楽しんでもらえたらと思っているので是非周りの方にも勧めてみてください。ありがとうございます。
濱田岳:どうも、織田信長です(笑)こんなにたくさんの人が観てくれて本当に嬉しいです。・・・(オニのお面を被ったお客さんに)みんな、カワイイね(笑)
石田卓也:皆さん、今日は初日なのにこんなにたくさん見に来てくださって・・・
斎藤祥太:イヤイヤ、初日だからだろ!(とツッコミが入る)
石田:・・・(照れつつ)ありがとうございます。嬉しい気持ちでいっぱいです。今日映画を観て楽しかったと思ったらたくさんの人に薦めてください。ありがとうございました。
芦名星:皆さん初めまして。観客を見渡して)ホントにカワイイですね。自分が操っていたオニが目の前にいっぱいいるので、すごくゆる?い、穏やかな気持ちで舞台に立っていますが、私もまだ一回しか観てないので、また見に行きたいなと思っております。たくさんの人に薦めてください。ありがとうございます。
斉藤祥太:斉藤祥太です。あ、斉藤祥太、慶太です(笑)。今日は慶太がブランチで来ることが出来ないので、二人分頑張ろうかなと・・・
山田:あ、慶太だと思ってた・・・(観客笑)
斉藤:聞いてください。ブランチでボクの印象を山田君、濱田君、千明ちゃんが発表したんですけれど、孝之は「実は双子」とか、岳君は「特になし」とか、千明ちゃんは「見分けがつかない」などみんなホントにひどいんです。だからもうちょっとやさしくしてください。・・・とにかく慶太の分も頑張ろうと思って今日来ましたけれど、ボクは帰ったら早速ホルモーを見に行こうと思っております。(観客を見渡して)これだけのオニがいると、やっぱり操りたくなりますね。ありがとうございました。
本木監督:どうもありがとうございます。今日はゴールデンウォーク映画がたくさん公開される中、『鴨川ホルモー』を選んでいただきまして本当にありがとうございました。映画は観たことのない喜劇映画を作ろうということで、ここにいるズラリと並んだ若いキャスト、そしてスタッフで一生懸命作りました。皆さん日頃見慣れている映画の常識をこの映画で見方を変えてもらえれば嬉しいと思います。今日はこのあと宣伝にも協力してもらうということでまだそのままお待ちになってください。ありがとうございました。
Q:山田さん、京都の町をオニ語を叫びながら、しかも浴衣に下駄という格好で走りまわっていましたが、京都の町中での撮影はいかがでしたか?
山田:気持ちいですよ。撮影でないと普通ではなかなかできないことなので。岳くん(濱田岳)よくゲームしてまた。いつも二人でヘラヘラしていました。安倍はめんどくさい奴だと思います。自分と似ているところは、浮き沈みの激しさですね。僕は今上ってますよ!
Q:栗山さんは、何といっても終盤の「ゲロンチョリー」のド迫力にしびれましたが、あのゲロンチョリーには抵抗はありませんでしたか?むしろ楽しかったですか?
栗山:抵抗はありませんでした。むしら立命館大学の夜の試合で、山田さんはじめ皆さんの表情をみたら私もやるしかないな、と思いきりがつきました。
Q:濱田さんはやはり、ちょんまげが面白すぎました。今日もちょんまげ姿の高村が出てきた瞬間にどっと笑いが起きたと思うんですが、撮影現場で初めてちょんまげになった時はいかがでしたか?
濱田:おっ!似あっているな、おでこが広くて良かったと思いました。ただ(カツラの装着に)2時間かかり大変でしたね。一度つけたら取れないので、楽しくするしかなかったです。あとには引けなかったです。
Q:芦名さんは美しい鼻筋を持つことから、山田さん演じる安倍に惚れられ、スクリーン1面に鼻が映し出されるシーンもありましたが、鼻の撮影はやりづらいものでしょうか?
芦名:嫌でしたよ、やっぱり…自分では(鼻筋がきれいだと)思っていないので、本当に良いのかな、大丈夫なのかなと心配でした。毛穴とか大丈夫でしたかね?
Q:石田さんはほんとに偉そうで嫌なやつだけども、ホルモーにおいては最強の役でした。実際に撮影現場でオニをあやつる芝居で苦労したことはありますか?
石田:思いっきりがあって気持ちよかったけど、演じている時は嫌なセリフが多かったですね。演じている時オニはいなかったので、イメージし、監督に聞きながらオニを操っていました。CGが出来上がったとき感動しました。
Q:斉藤さんは双子の役ということで、慶太さんとシンクロしたアクションが絶妙で面白かったのですが、あれは自然とできるものですか?
斉藤:普段もシンクロすることがあるのですが自然になるものなので、芝居で一緒に息合わせようとすると、どっかアイコンタクトが必要になるので、それをしないように慶太と話して間の取り方に気を付けました。
Q:本木監督にお伺いしますが、この映画を面白くしているのは、全編を通した笑いと、オニのCGの2点だと思うのですが、この2つに関して気をつけられたことはありますか?
監督:この映画は撮影が2カ月、VFXが役半年かけて、ほぼ一年かけてつくりました。オニが実際にいないので、皆の想像力が大事でした。でもここにいる俳優たちは、のみ込みが早くセンスも良いので、日本の未来の映画界は明るいと思いながら仕事をしていました。予想以上に思い切った、ふり切れた芝居をしてくれたので、それもこの映画の良さになっていると思います。
<ここで映画の公開を記念して玉乃光の鏡割りを行いました。>
Q:アメリカといえば、映画の本場、またコメディの殿堂ともいえる国ですが、本木監督と山田さんは、アメリカ公開と聞いていかがですか?
山田:え″?!!分かるんですかね、この変な感じ…(アメリカで公開が決まったこと)嬉しいです!
監督:スゴイですね、予想外でした。驚きました。おそらく「鴨川ホルモ?」ではなく「UCLAホルモー」とか、「ハーバードホルモ?」とかになるのではないかなと思いますが…(キャストの皆さんに)ハリウッドデビューだぜ、良かったな。
《観客から「おめでとー!」という声が》
Q:それでは、最後に山田さんと栗山さんから本日お越し頂きましたお客様にメッセージをいただけますでしょうか?
栗山:本当に皆さに観に来て頂いて嬉しいです。アメリカでも色々なところでブームになるように、皆さんのお力を借りられたらなと思いますので、一度といわず、また観て楽しんでください。
山田:ここにいる皆さんは大爆笑する映画ではないと分かっていると思うので、「フフッ」みたいな感じだよって(伝えてください)。でも息抜きにな思います。面白かったということを皆にうまく説明して紹介してください。
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