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「鴨川ホルモー」がついに本日初日を迎えました。 上映中は、何度も笑い声が。そして、監督とキャストが登壇した瞬間に歓声と拍手が起こりました。
壇上では、公開を記念しまして、映画にも登場しました京都の名酒・純米吟醸「玉乃光」でオニのこん棒(木槌)を使い鏡開きをしました。最後には、会場800人のお客様と共にフォトセッションを行いしました。

Q:初回の上映をご覧になったばかりのお客様に、一言ずつご挨拶をお願いします。

山田孝之:山田です。やっと(公開)って感じですが、舞台挨拶や宣伝を頑張っていたので、やっと今日で終わりだと安心しております(笑)。あとは面白かったと思ってくれた人が(映画を)紹介してくれるかなと思います。頑張っていきましょう!。

Q:大勢のお客様がオニのお面を被っているのを見ていかがですか?

山田:絶景ですね。

栗山千明:初日、早速皆さん見に来て頂いてありがとうございます。私もやっと公開だという気持ちですごく嬉しいです。楽しんでもらえたらと思っているので是非周りの方にも勧めてみてください。ありがとうございます。

濱田岳:どうも、織田信長です(笑)こんなにたくさんの人が観てくれて本当に嬉しいです。・・・(オニのお面を被ったお客さんに)みんな、カワイイね(笑)

石田卓也:皆さん、今日は初日なのにこんなにたくさん見に来てくださって・・・
斎藤祥太:イヤイヤ、初日だからだろ!(とツッコミが入る)
石田:・・・(照れつつ)ありがとうございます。嬉しい気持ちでいっぱいです。今日映画を観て楽しかったと思ったらたくさんの人に薦めてください。ありがとうございました。

芦名星:皆さん初めまして。観客を見渡して)ホントにカワイイですね。自分が操っていたオニが目の前にいっぱいいるので、すごくゆる?い、穏やかな気持ちで舞台に立っていますが、私もまだ一回しか観てないので、また見に行きたいなと思っております。たくさんの人に薦めてください。ありがとうございます。

斉藤祥太:斉藤祥太です。あ、斉藤祥太、慶太です(笑)。今日は慶太がブランチで来ることが出来ないので、二人分頑張ろうかなと・・・
山田:あ、慶太だと思ってた・・・(観客笑)

斉藤:聞いてください。ブランチでボクの印象を山田君、濱田君、千明ちゃんが発表したんですけれど、孝之は「実は双子」とか、岳君は「特になし」とか、千明ちゃんは「見分けがつかない」などみんなホントにひどいんです。だからもうちょっとやさしくしてください。・・・とにかく慶太の分も頑張ろうと思って今日来ましたけれど、ボクは帰ったら早速ホルモーを見に行こうと思っております。(観客を見渡して)これだけのオニがいると、やっぱり操りたくなりますね。ありがとうございました。

本木監督:どうもありがとうございます。今日はゴールデンウォーク映画がたくさん公開される中、『鴨川ホルモー』を選んでいただきまして本当にありがとうございました。映画は観たことのない喜劇映画を作ろうということで、ここにいるズラリと並んだ若いキャスト、そしてスタッフで一生懸命作りました。皆さん日頃見慣れている映画の常識をこの映画で見方を変えてもらえれば嬉しいと思います。今日はこのあと宣伝にも協力してもらうということでまだそのままお待ちになってください。ありがとうございました。

Q:山田さん、京都の町をオニ語を叫びながら、しかも浴衣に下駄という格好で走りまわっていましたが、京都の町中での撮影はいかがでしたか?

山田:気持ちいですよ。撮影でないと普通ではなかなかできないことなので。岳くん(濱田岳)よくゲームしてまた。いつも二人でヘラヘラしていました。安倍はめんどくさい奴だと思います。自分と似ているところは、浮き沈みの激しさですね。僕は今上ってますよ!

Q:栗山さんは、何といっても終盤の「ゲロンチョリー」のド迫力にしびれましたが、あのゲロンチョリーには抵抗はありませんでしたか?むしろ楽しかったですか?

栗山:抵抗はありませんでした。むしら立命館大学の夜の試合で、山田さんはじめ皆さんの表情をみたら私もやるしかないな、と思いきりがつきました。

Q:濱田さんはやはり、ちょんまげが面白すぎました。今日もちょんまげ姿の高村が出てきた瞬間にどっと笑いが起きたと思うんですが、撮影現場で初めてちょんまげになった時はいかがでしたか?

濱田:おっ!似あっているな、おでこが広くて良かったと思いました。ただ(カツラの装着に)2時間かかり大変でしたね。一度つけたら取れないので、楽しくするしかなかったです。あとには引けなかったです。

Q:芦名さんは美しい鼻筋を持つことから、山田さん演じる安倍に惚れられ、スクリーン1面に鼻が映し出されるシーンもありましたが、鼻の撮影はやりづらいものでしょうか?

芦名:嫌でしたよ、やっぱり…自分では(鼻筋がきれいだと)思っていないので、本当に良いのかな、大丈夫なのかなと心配でした。毛穴とか大丈夫でしたかね?

Q:石田さんはほんとに偉そうで嫌なやつだけども、ホルモーにおいては最強の役でした。実際に撮影現場でオニをあやつる芝居で苦労したことはありますか?

石田:思いっきりがあって気持ちよかったけど、演じている時は嫌なセリフが多かったですね。演じている時オニはいなかったので、イメージし、監督に聞きながらオニを操っていました。CGが出来上がったとき感動しました。

Q:斉藤さんは双子の役ということで、慶太さんとシンクロしたアクションが絶妙で面白かったのですが、あれは自然とできるものですか?

斉藤:普段もシンクロすることがあるのですが自然になるものなので、芝居で一緒に息合わせようとすると、どっかアイコンタクトが必要になるので、それをしないように慶太と話して間の取り方に気を付けました。

Q:本木監督にお伺いしますが、この映画を面白くしているのは、全編を通した笑いと、オニのCGの2点だと思うのですが、この2つに関して気をつけられたことはありますか?

監督:この映画は撮影が2カ月、VFXが役半年かけて、ほぼ一年かけてつくりました。オニが実際にいないので、皆の想像力が大事でした。でもここにいる俳優たちは、のみ込みが早くセンスも良いので、日本の未来の映画界は明るいと思いながら仕事をしていました。予想以上に思い切った、ふり切れた芝居をしてくれたので、それもこの映画の良さになっていると思います。

<ここで映画の公開を記念して玉乃光の鏡割りを行いました。>

Q:アメリカといえば、映画の本場、またコメディの殿堂ともいえる国ですが、本木監督と山田さんは、アメリカ公開と聞いていかがですか?

山田:え″?!!分かるんですかね、この変な感じ…(アメリカで公開が決まったこと)嬉しいです!

監督:スゴイですね、予想外でした。驚きました。おそらく「鴨川ホルモ?」ではなく「UCLAホルモー」とか、「ハーバードホルモ?」とかになるのではないかなと思いますが…(キャストの皆さんに)ハリウッドデビューだぜ、良かったな。
《観客から「おめでとー!」という声が》

Q:それでは、最後に山田さんと栗山さんから本日お越し頂きましたお客様にメッセージをいただけますでしょうか?

栗山:本当に皆さに観に来て頂いて嬉しいです。アメリカでも色々なところでブームになるように、皆さんのお力を借りられたらなと思いますので、一度といわず、また観て楽しんでください。

山田:ここにいる皆さんは大爆笑する映画ではないと分かっていると思うので、「フフッ」みたいな感じだよって(伝えてください)。でも息抜きにな思います。面白かったということを皆にうまく説明して紹介してください。

ディリースポーツonline

俳優の山田孝之(25)が主演した映画「鴨川ホルモー」(本木克英監督)がアメリカで公開されることが18日、都内で行われた公開初日舞台あいさつで発表された。今秋にもロサンゼルスなどで上映される予定で、山田は映画の本場・ハリウッドでの公開に「うれしいです」とピース。喜びをかみしめた。

◇◇山田のコメディー初主演作が、太平洋を越える。

 「鴨川-」は万城目学氏の小説が原作で、京都の大学生がオニを操って戦う不思議な祭り「ホルモー」に青春をかける姿を描いたコメディー。アジアに先駆けアメリカ公開が決まった。

 本木監督は舞台あいさつで「ハリウッドデビューだぞ。タイトルは“ハーバード・ホルモー”とか“UCLAホルモー”になるのかな」と大はしゃぎ。山田は「えーっ。正直うれしい。でも、この不思議な感じがわかるかな」と挑戦的な笑顔でピースサイン。共演の栗山千明(24)も「アメリカでブームになるといいな」と瞳を輝かせた。

 米での配給権を獲得した「ビズ・ピクチャーズ」はこれまで「NANA」や「舞妓Haaaan!」など邦画の配給実績が豊富で、「デスノート」シリーズを全米400館規模で公開。同社は「何より元気が出る作品。京都が舞台なので、作品を通して古都のすばらしさを紹介したい」と説明。ホラーや時代劇などに対し、まだ知名度の低い和製コメディーを普及させる狙いもあるという。

 アメリカでの公開時期や規模は未定だが、今秋サンフランシスコに開業する直営劇場のほか、ロサンゼルスでの公開は決定的。現地での舞台あいさつも見込まれており、アメリカで“ホルモー旋風”を巻き起こすことが期待される。

バラエティジャパン 09/04/18
 本木克英監督、山田孝之主演の『鴨川ホルモー』が、米国で公開されることが決まった。18日(土)、東京・丸の内ピカデリー1で行われた初日舞台挨拶で発表された。

 配給は、過去に『デスノート』シリーズや『下妻物語』などを手がけたビズ・ピクチャーズ。松竹によれば、今週契約を結んだばかりで公開時期やスクリーン数は未定だが、ビズが本拠地サンフランシスコに開業する直営劇場が完成する今秋を目指すという。ビズ側は、「この手の作品(コメディ)の認知度はまだまだこれからなので、北米の日本映画ファンに元気がでる作品を紹介できると思っている」とコメントを寄せた。

 人気作家・万城目学のデビュー作の映画化で、二浪して京都大学に入学した主人公がナゾの祭ホルモーに巻き込まれていくコメディ。思わぬ“海外進出”に山田は、奇想天外なストーリー展開をもち出し「(米国で)わかるんですかね、この変な世界観を。でも、正直うれしいです」と控えめな笑みを浮かべた。

 本木監督は、「予想外の展開ですね。タイトルは“ハーバードホルモー”とか“UCLAホルモー”になるのかな」とジョーク交じりに喜びを表現。そして、「キャストのみんなの想像力に頼る部分の多い作品でしたが、飲み込みが早くセンスもあった。日本の将来の映画界は大丈夫だと思いましたよ」と満足げだった。

ORICON STYLE 09/04/18

『鴨川ホルモー』米公開決定!山田孝之は「わかるのかな…」

舞台あいさつでホルモーを絶叫した山田孝之と栗山千明 

コメディ映画『鴨川ホルモー』の初日舞台あいさつが18日に都内の劇場で行われ、アメリカでの公開決定が発表された。主演の山田孝之は「うーん、この変な感じが(アメリカで)わかるんですかね・・・。でも、うれしいです」と控えめな喜びをみせ、本木克英監督は「ハリウッドデビューだぜ!!」と興奮気味。この週末もGW作品の公開がひしめくなかで、まずは日本公開での勢いづけに大きくアピールした。

 この日発表され海外での公開国は、アメリカのみ。一般的にアジア圏のほうが公開が決まりやすいが、同作は、それに先んじてアメリカ公開が決定するという異例のケースとなった。米配給を行うのは、『デスノート』シリーズや『下妻物語』『電車男』『NANA』などの邦画配給実績がある米Viz Pictures。まだ配給契約を結んだばかりであり、公開規模や時期は未定。配給元の松竹では、今年秋の米公開を目指している。

 沖縄国際映画祭で、世界のコメディ映画が揃うコンペティションでグランプリを獲得していた本作だが、本木監督は今回の吉報に「予想外のことでビックリしています。アメリカだと『ハーバード・ホルモー』とか『UCLAホルモー』になるのかな(笑)」とコメント。キャストに対しては「ハリウッドデビューだぜ!!よかったね」と声をかけた。また、観客からの声援を受けた栗山千明は、「アメリカでもホルモーがブームになるように皆さんのお力を貸してください」とアピールした。

 一方、Viz Picturesでは、同作について「何より元気がでる作品。(アメリカで)この手の作品の認知はまだまだこれからなので、北米の日本映画ファンに紹介したい」と意気込んでいる。


毎日jp 09/04/18




コメディー映画「鴨川ホルモー」(本木克英監督)が18日、全国公開され、主演の山田孝之さん(25)や、栗山千明さん(24)らが東京都内の上映館で舞台あいさつ。山田さんは初日にも関わらず「やっと今日で(舞台あいさつや宣伝が)終わりかと安心しております。後は面白いと思った人が紹介してくれるかな。頑張っていきましょう」と他人事のように呼びかけた。

 米国での公開決定が発表されると、山田さんは「この変な感じが分かるんですかね。いいんじゃないですか。うれしいです」と、低いテンションのまま喜びを表現。その一方で栗山さんは「いろんなところで『ホルモー』がブームになるように皆さんの力を貸してください」とPRに努めた。ほかに濱田岳さん、石田卓也さん、芦名星さんらが出演している。

 「鴨川ホルモー」は、万城目学さんの小説が原作。京大生の安倍(山田さん)が正体不明のサークルに入会し、京の町に伝わるという謎の祭り“ホルモー”に巻き込まれ、体長約30センチの“オニ”を操るためにキテレツなオニ語とポーズを特訓するという物語で、第1回沖縄国際映画祭では「ラフ(笑い)&ピース(平和)コンペティション部門」のグランプリを受賞した。【岡本同世】

ニッカン動画 09/04/09
cinema cafe 09/04/09


古の都・京都を舞台に、千年の昔から伝わる謎の祭“ホルモー”を巡って、大学生たちが叫んで踊って闘う姿を、おもしろおかしく描いた青春コメディ『鴨川ホルモー』。公開直前の4月9日(木)、新入生が京大の怪しげなサークルに入ることから始まる物語に因み、観客を新入生として大学の新勧コンパに見立てた完成披露試写会が行われ、主演の山田孝之、栗山千明、濱田岳、石田卓也、荒川良々、斉藤祥太、斉藤慶太が「鴨川ホルモー会」の先輩として登場、監督の本木克英を交えて舞台挨拶を行った。


入会の儀式として、キャスト陣の登壇前には、劇中と同じ浴衣を着た男性陣が、神々に捧げる舞いとして「レナウン娘」の歌に合わせた踊りを披露し、最後には赤ふんどし姿となって会場を盛り上げた。この「レナウン娘」、劇中では男性陣が真夜中の吉田神社で全裸で踊る、目玉シーンで登場するのだが、山田さんは「僕らも負けずに踊りました。でも、自分が演じた役柄的にあまり踊れなかったので、もっと踊りたかった」とやや不完全燃焼だった様子。一方、斉藤兄弟は「先に踊っていた(サークルの)先輩たちのお尻が、僕たちの気持ちを強くしてくれた」(祥太)、「改めて全裸っていいなと思った。本当に風通しがよかったです」(慶太)と満足した表情で、全裸の魅力を語った。

この若き新入生たちの先頭に立って引っ張ったのが、会長・菅原役の荒川さん。その一挙一動に山田さんと濱田さんが笑いをこらえるのを横目に、「一体感といいますか、気持ちが“ぐっ”となりました」と力を込めてふり返り、会場を沸かせた。

また、劇中では踊りと合わせて発せられる様々な“オニ語”が笑いを誘うが、その中で“潰せ”と意味する“ゲロンチョリー”に因み、登壇陣はそれぞれ「ゲロンチョリーしたいもの」を発表することに。花粉症に悩まされているという栗山さんは「花粉」、鼻血に悩まされる石田さんは「鼻血」と至って現実的なゲロンチョリー。観客から「かわいい!」と歓声を浴びていた濱田さんは「この映画が普通の映画だと思って足を運んだ人、ゲロンチョリー。僕に『かわいい』と声をかけてくれた方も損したなと思うと思います」と予告、劇中での醜態を自らアピールした。

「あれは2月の天気のいい日、友達とお酒を飲んですごくいい気分だったのに、帰りのタクシーの運転手をゲロンチョリー…」と憎しみのこもった声で謎の残る思い出を語った山田さん。テレビの前でその詳細は言えないとのことだが、果たして何が起こったのか…? 

ひとり“自分の弱い心”と深い言葉を選んだのは、やはり荒川さん。「コーヒーがあまり飲めないんですが、出されると断れなくて飲んでしまうんです…」と素顔を明かし、笑いを誘った。そして最後に監督から、「部下のせいにする上司をゲロンチョリー。面と向かって言えないときに代わりに言うと気持ちがすっきりします」とお薦めの使い方の伝授で締めくくった。

山田さんが「一生懸命アホなことをやって作ったので、おもしろいと思ったら本気で薦めてください。つまんなかったらいいです」とやや投げやりに? 薦める『鴨川ホルモー』は4月18日(土)より全国にて公開。



産経ニュース 09/04/18


インタビューに応じる俳優の山田孝之=9日午後、東京都千代田区の帝国ホテル(桐山弘太撮影)

インタビューに応じる俳優の山田孝之
=9日午後、東京都千代田区の帝国ホテル(桐山弘太撮影)

山田孝之“三枚目”の醍醐味 映画「鴨川ホルモー」で主演

 「イメージを崩し、これまでとは違う顔を出してやろうと思いました」。きょう18日公開の映画「鴨川ホルモー」(本木克英監督)に主演した山田孝之は、こう話すと不敵に笑った。怪しげな大学のサークルに入ってしまったために翻弄(ほんろう)される新入生部員の役をコミカルに演じ、徹底して“三枚目”に成りきった山田が、役作りの醍醐(だいご)味を語った。(戸津井康之)

 原作は作家、万城目(まきめ)学の同名小説。

 《2浪して京都大学に受かった安倍明(山田孝之)は同級生の高村(濱田岳)らと3回生の菅原(荒川良々)に誘われるまま「京大青竜会」という謎のサークルに入る。気軽に考えていたが、それは古都・京都で千年続く伝統の祭り「ホルモー」に参加する団体だった…》

 長期間の京都ロケを敢行。「撮影中の約1カ月半、京都のウイークリーマンションを借り、みんなで泊まり込みの生活を続けました。まるで大学の合宿でしたね」と振り返る。

 大学の同級生、高村を演じた濱田岳とは役柄同様すぐにうち解け、撮影現場からマンションに帰っても一緒に過ごしていたという。「コンビニに買い物に出掛けたり、部屋でゲームをしたり。本当の寮生のような関係が築けた」と笑う。

 同年代の俳優が集う現場は楽しかったが、一方で「“笑いの演技”は本当に難しかった」とも。

 「どう面白く演じ、笑ってもらえるかが今回の僕のメーンの役割だと思っていました。セリフの間の取り方、話し方などポイントをはずしてしまうと笑ってもらえない。不安だったし、プレッシャーも大きかった」

 恋愛映画での“正統派二枚目”という起用が相次ぐ一方で、「手紙」では殺人犯の弟役を重厚に演じ、「電車男」では“ダサイ現代青年”をコミカルに演じるなど演技の幅の広さを証明してきた。

俳優としてイメージの固定化は望まないという。「ラブストーリーばかり3本続いたら、演じる方も見る方だって飽きてしまうでしょ。コメディーを演じた後、その次に演じる恋愛映画では、きっと今までと違う表情、顔が出せると思うんです」

 昨年は映画出演が4本続き、休む間もない多忙な日々を過ごした。「その時、こう思ったんです。余裕があるよりも、きついぐらいがちょうどいいなと」

Yahoo!映画


山田孝之さん




おすすめ映画
ダークナイト
スペクタクル映画
アメリカン・ギャングスター

人間の矛盾を突くジョーカーが秀逸

この『ダークナイト』では悪役ジョーカーが秀逸。バットマンは金持ちの娯楽として、悪者退治をしているだけのカッコ悪い人に見えちゃいました(笑)。普通の価値観を持っている人間が、必ずしも正義なわけではない。この映画のジョーカーがそんな人間の矛盾を突いて、自分が感じていたことを証明してくれたように思えて気持ち良かったです。

悪役の方が、奥が深くて面白い

『アメリカン・ギャングスター』は日本とは違う、アメリカ独特のギャング文化が興味深かったし、楽しめました。刑事のラッセル・クロウより、暗黒街のボスを演じたデンゼル・ワシントンの方が断然カッコいい。基本的に、悪役に惹(ひ)かれます。自分にとっては悪役の方が、奥が深くて面白い存在に見えるんですよね。

とにかく楽しく見られる、そこがいい!

『鴨川ホルモー』は、泣くところもないし、感動があるわけでもない。何も考えずに楽しく見られて、終わった後は何も残らない映画だけど、そこがいいんです。お金のムダになるような作品では決してありません。しいて言えば、共演の荒川良々さんが登場するシーンは、すべて見どころです。本当に面白い。構えず気楽な気持ちで見ていただければと思います。

バラエティジャパン 2009/4/9

山田孝之が異色PR!?「忘れたけど面白いらしい」
『鴨川ホルモー』完成披露 2009/04/09

舞台挨拶に顔をそろえた(左から)荒川良々、濱田岳、山田孝之、栗山千明、石田卓也
 人気作家・万城目学のデビュー作を、本木克英監督が映画化した『鴨川ホルモー』の完成披露試写会が9日(木)、東京・丸の内ピカデリー2で行われた。

 二浪して京都大に入った主人公が、ナゾの祭ホルモーに巻き込まれていくコメディで、主演の山田孝之栗山千明濱田岳石田卓也らが舞台挨拶。大学生の新入生歓迎コンパのノリというコンセプトで、8人のダンサーがゲストの入場前に赤ふんどし一丁で「鴨川ホルモー会」入会の儀式と題した踊りを披露し、必死で会場を盛り上げた。

 劇中では、山田たちが全裸で同様の踊りを見せており、濱田は「なんとも言えないそう快感とともに、思い出に残っています」と笑顔。本木監督は、「昨年の今ごろ、寒かった京都で深夜に3回に分けて撮った。とてもいいシーンになった」と満足そうに振り返った。

 山田は終始マイペースで、締めの挨拶を求められても「面白いらしいんで……。1回しか見ていないので、忘れちゃった」とまるで他人事の雰囲気。それでも、「本気でアホなことをやって作ったので、面白いと思った方は本気で薦めてください」とPRしていた。

 松竹配給で18日(土)、全国で公開。
iza 2009/4/9











俳優の山田孝之が、都内で行われた主演映画「鴨川ホルモー」の完成披露試写会で、舞台あいさつを行いました。
その始まりに、いきなり出てきたのが、この人たち。(注)酔っぱらいではありません。
実はこの映画、オニを操る怪しいサークルを舞台にしたコメディーなのですが、そのオニを拝む神聖な?儀式がこの踊り。
もちろん、山田くんも踊ってます。しかも、劇中では全裸で!!
ほかに、濱田岳、石田卓也、斉藤祥太、斉藤慶太、荒川良々も、みんな全裸で裸祭り=B

撮影中はさすがに前バリはしていたそうで、劇中も大事な部分は運良く?雲が流れて、隠してくれていますが、そんな衝撃的な踊りを、男優陣は意外にも気に入ったよう。

「もっといっぱい踊りたかった」(山田)
「何とも言えない爽快感で…、癖にならないよう、心がけました」(濱田)
「みんなのお尻が、僕らを強くしてくれた」(祥太)

「改めて全裸はいいなと思いました。風通しがいいし。普段本当にこんなことやったら捕まっちゃうけどね」(慶太)
そんなに気持ちいいモノなのか…と聞いていて、危ない感覚に陥りそうになりました。
最後は、劇中でオニを操る言葉「オニ語」の1つであるゲロンチョリー(=潰せ)≠ノ合わせて、出演者がそれぞれ、ゲロンチョリーしたいことをボードに書いて発表。

「花粉をゲロンチョリー」(栗山千明)
「ハエをゲロンチョリー」(慶太)
「自分の弱い心をゲロンチョリー」(荒川)
など、みんな分かりやすいコメントをする中、
山田くんは、
「2月の半ば、天気のいい日に、友達とお酒を飲んで、楽しんで、すごくいい気分で、もう帰って寝るだけだったときに、乗ったタクシーの運転手にゲロンチョリー! すごく不快な気持ちにされたんですよ」
と、やたら具体的なコメント。この日は伏せたままでしたが、内容が気になります。
ちなみに、この作品は、
「普通の映画だと思って見に来た人、ゲロンチョリー」(濱田)という映画だそう。
「本気でアホなことやって作った映画」と山田くん。
彼らのアホぶりを、ぜひスクリーンで見てあげてください。(秋)

ORICON STYLE
Yahoo!映画















































 
 
  


■主人公みたいな人間とは友だちになれない!?

Q:この作品の、どういったところに惹(ひ)かれましたか?

今までやったことのないタイプのコメディー作品だったので……原作の独特な世界観にすごく惹(ひ)かれました。

Q:今回はちょっと頼りない普通の学生ということですが、演じるにあたって心掛けたことは?

うーん、なぜかわからないんだけど、不快なやつにしようと思いました(笑)。気持ち悪い表情や動きをするし、ネチネチしているし、ハッキリしないし……。観ている人が「何だよ、コイツ!」と感じてしまうようなキャラクターにしたつもりです。

Q:主人公はわがままですがお人好しで、憎めないキャラクターでした。ご自身と共通するところはありますか?

まあ……自分もそういうところはあります(笑)。でも主人公の安倍ってかわいげがあるように見えるけど、人としてはダメなやつですね。そうなった方が面白いと思いながら演じました。でもこんな人間に振り回されたら大変だろうし、友だちにはならないと思います(笑)。

Q:友だちになりたくないタイプですか?

なりたくないというより、なれないです。彼の考えていることは、わけがわからないので(笑)。

Q:監督からはどんな指示をされていましたか?

基本的に、自由にやらせてもらいました。たまに、そうやるんだったらこういう風にした方がわかりやすいのでは? というアドバイスがあったくらいです

■お気に入りのオニ語は「パパラッチ」!

Q:撮影前に京都大学の構内を歩き回ってリサーチしたそうですが。

実際にどういう空気が流れているところなのかと思って、大学と学生寮を見に行きました。キャンパス内にはまじめそうな人やおたくっぽい人、ギャル男もいて……生徒さんたちは普通だったけど、学生寮には強烈な印象を受けましたね。

Q:本物の学生寮で撮影させてもらったんですよね。どんなところが強烈でしたか?

簡単に入っていけない雰囲気なんです。まず、入口ドアの一部分が壊れている(笑)。ギィーって入ると黒猫がいて。奥へ行くと、こたつがあって人が寝ている。戸惑いながら「見学……してもいいですか?」って聞くと「どうぞ!」って(笑)。もうそんな感じ。主人公が寮に住む友人を初めて訪ねるシーンがあるけど、僕があのとき受けた印象をそのまま思い出しながら演じました。あのシーンはセットじゃなくて、住んでいる人も、建物も、空気感も、すでに出来上がっている場所ですごかった。まあ、自分がこうやっていくら話しても、実際に行ってもらわないとあの独特さはわからないと思いますけど(笑)!

Q:ホルモーを行うシーンで、皆さんが(オニを操るために発する)オニ語を叫びながら何ともおかしいポージングを披露しています。パパイヤ鈴木さんが考えられたそうですね。

ご本人から直接指導は受けなかったんですけど、振り付けが入ったDVDをもらいました。後は、パパイヤさんのお弟子さんがキャストの中に加わっていまして、現場ではその人から教わることもありましたね。

Q:一番お気に入りのオニ語は?

うーん……「パパラッチ!」かな? マークしろって意味なんですけど。そのまんまですよね(笑)。


■学生みたいなノリで和気あいあいとした撮影現場

Q:共演の栗山千明さんが、オタク系メガネ女子という意外なキャラクターを演じていましたが。

彼女とは16歳のときに初めて一緒に仕事をして、今回9年ぶりの再共演だったんです。久々だったけど、変らないなぁと。簡単に人を寄せ付けない雰囲気を持っているんですよね。自分の中で栗山さんは『バトル・ロワイアル』や『キル・ビル』を観たせいなのか、美人だけどキレる女っていうイメージがあります(笑)。

Q:山田さんをはじめ、キャストの皆さんがすごく楽しんで演じているのが画面から伝わってくるようでした。現場の雰囲気はいかがでしたか?

雰囲気はすごく良かったです。学生のノリみたいな感じでワイワイやっていました。やっぱりこっちが楽しんでいないと、観ている人にも伝わらないだろうと思ってたし。だからといって、現場だけでの自己満足にはならないように、そこは気を付けていました。

Q:特に仲良くなった共演者はいますか?

以前、ドラマで共演したこともあった濱田岳(はまだがく)さん。ほかのメンバーとも仲良くしていたけど、基本的には岳君と二人でずっとくだらないことを言い合って、笑っていましたね。

Q:舞台となった京都の印象は?

町並みがきれいだし、落ち着いてる雰囲気があって良かったです。

■構えず気楽な気持ちで観てほしい

Q:この作品に出演して、学んだところや改めて発見したことなどはありますか?

こう顔を動かしたらいいのか……とか、人を笑わせる要領を少しはつかむことができたような気がします。演技中に頭の中で突拍子もないアイデアが浮かぶことも多くて、自由に演じていいシーンのときに、アドリブを取り入れてみたりしました。自分がこんな風にユニークな発想ができる人間だとは今まで思ってなかったですね(笑)。

Q:山田さんは、作品ごとにまったく違う顔を見せてくれるイメージがあります。今後はどんなキャラクターに挑戦してみたいですか?

そうですね……『ダークナイト』でヒース・レジャーが演じたジョーカーだとか、ヤッターマンとか(笑)。ちょっと個性が強い、人間離れした感じの役をやってみたいです。

Q:では最後に、これから映画を観る方々にメッセージをお願いします。

泣くところもないし、感動があるわけでもない。何も考えずに楽しく観られて、終わった後も何も残らない映画だけど、そこがいいんです。観終わった後、「あー、くだらね!」って言える作品はそうそうないと思うし。だからといって、金のムダになるような作品では決してありません。本当に面白いです。構えず気楽な気持ちで観ていただければと思います。

目の前に現れた本人はスクリーン同様に目力が強く、まったく飾らない性格の持ち主という印象。思ったことを率直に語るその姿から、今回の撮影を非常に楽しんだ様子がうかがえた。これまでさまざまな役どころで確かな演技力を示してきた山田が、裸すら辞さない体を張ったコメディー演技を披露する姿は必見。おおいに笑わせられた後、改めて山田という俳優の幅の広さを感じ取ることができるだろう。


スポーツ報知大阪版2009/4/7




人力車に乗って映画のヒット祈願イベントに現れた(左から)山田孝之、栗山千明、濱田岳

山田孝之「全裸踊りまたやりたい」…「鴨川ホルモー」ヒット祈願

18日公開の映画「鴨川ホルモー」(本木克英監督)に出演している山田孝之(25)、栗山千明(24)、濱田岳(20)らが6日、京都・左京区の吉田神社でヒット祈願イベントを行った。

 沖縄国際映画祭でグランプリを獲得した同作は、京都大学に入学した主人公が謎の祭り「ホルモー」に奮闘する物語。同神社は全裸で踊るシーンを撮影した思い出の地。人力車で登場した山田は「見てやりたくなる人もいるけど、普通にやったらつかまっちゃう。またやりたいですね」と危険な予告をしていた。

スポーツ報知大阪版 2009/3/14




山田孝之「全裸で踊り寒かった」…映画「鴨川ホルモー」PR

 俳優・山田孝之(25)、栗山千明(24)らが13日、大阪市内で、映画「鴨川ホルモー」(4月18日公開)のPR会見を行った。

 京大に入学した主人公が謎の祭り「ホルモー」に奮闘する、作家・万城目学(33)の同名小説を映画化。オール京都ロケで、山田は「吉田神社(左京区)が思い出。全裸になって踊ったし、寒かった」と苦笑い。本木克英監督(45)も「おそらく関東じゃどこも貸してくれない。吉田神社の宮司が1週間会議しても原作を理解できず、たぶん大丈夫だろう、と貸してくれた」と明かした

 大木凡人似のふみを演じた栗山は「ホルモーの試合を鴨川で3、4日かけて撮ったのはハードでした」と振り返った。

(2009年3月14日11時24分  スポーツ報知)

名駅経済新聞 2009/03/13


山田孝之さん、栗山千明さんら来名−映画「鴨川ホルモー」で会見

来名した監督の本木克英さん、
山田孝之さん、栗山千明さん(左から)

山田孝之さん、栗山千明さんら来名−映画「鴨川ホルモー」で会見

(2009年03月13日)

 名古屋観光ホテル(名古屋市中区錦1)で3月12日、映画「鴨川ホルモー」の合同記者会見が行われ、出演者の山田孝之さんと栗山千明さん、監督の本木克英さんが来名し、映画の見どころなどを語った。

 原作は、昨年フジテレビ系にてドラマ化された「鹿男あをによし」で直木賞候補になった万城目学さんのデビュー作「鴨川ホルモー」。舞台は、古の都・京都。「京大青龍会」という正体不明の怪しいサークルに入ってしまった大学生たちが、「オニ」と呼ばれる小さな式神を操り、千年に渡り伝承されてきた謎の祭り「ホルモー」を行い翻弄(ほんろう)される姿を、面白おかしくエネルギッシュに描き出す。

 主人公の自己中心的な性格で2浪の京大生を山田さん、大木凡人さんそっくりのメガネ女子を栗山さんが演じる。山田さんは「脚本を読み、その世界観に引かれ、クランクインするのが楽しみだった」と話す。栗山さんは「今までクールな役が多かったけれど、今回演じたのは、少しダサ目で独特のキャラクター。演じるのが楽しみでもあったし、他のキャラクターも濃いので負けずに頑張ろうと思った」と笑顔で話す。

 劇中で、「オニ」を操るためにサークルのメンバーたちが繰り出す「オニ語」や奇妙な指令ポーズについて山田さんは「事前に指令ポーズの見本DVDを渡された。家で練習する様子は、とてもシュールな光景だった。撮影の合間も出演者で練習したが、不自然なポーズが多いので、みんな筋肉痛になった」とエピソードを話す。

 本木監督は「原作の世界観を壊すことのないよう、商店街など京都の人たちが実際に住んでいる所を取り入れ撮影をした。撮影は大変だったが、通常撮影許可が下りない京都大学吉田寮(現存する最古の大学寄宿舎)で撮影でき、映画に厚みを出すことができた」と振り返る。

 最後に「最大2,000匹もの式神を映像でどのように再現するかが、課題だったし一つの挑戦でもあった。VFXの作業は、1カットで半年以上費やした場面もあったが、何気ない京都の風景とVFXを違和感なくミックスできた。手を抜かないで作ったおかげでとても面白い映画になった」と仕上がりに自信を見せ、締めくくった。

AOL Video(動画:オニ語&ポーズ披露)
Movie Walker(動画)
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山田のお尻効果でヒットとなるか?



山田孝之が由緒ある神社で全裸に!「鴨川ホルモー」イベント

[eiga.com 映画ニュース] 1月28日、「鹿男あをによし」の原作者・万城目学の処女小説を映画化した「鴨川ホルモー」の記者会見とイベントが、東京・御茶ノ水の神田明神にて行われ、主演の山田孝之、栗山千明、濱田岳、石田卓也、芦名星、本木克英監督が来場した。

京都を舞台に描く「鴨川ホルモー」は、2浪して京都大学に入学した安倍(山田)が、一目惚れした早良(芦名)への下心から謎のサークル“青竜会”に入会し、大木凡人似の楠木(栗山)ら個性的な面々とともに、体長約30センチの“オニ”の姿をした式神(しきがみ)を操って戦う謎の祭“ホルモー”を行うという青春コメディ。

神楽殿で行われたイベントでは、劇中に出てくるオニの好物がレーズンという設定にちなみ、オニに扮した子どもたちに向かってキャストが豆まきならぬレーズンまきを行い、映画のヒットを祈願した。

本作はオール京都ロケで撮影されたそうだが、千年以上の歴史を誇る吉田神社で主演の山田が全裸になったことに話が及ぶと、本人は「別に恥ずかしさはなく、神聖な神社でスクリーンいっぱいに自分の尻を出すのはむしろ開放的だった(笑)」とコメントして会場の爆笑を誘った。また、これまでのイメージを覆すオタク系メガネ女子に扮した栗山は、「変身しがいのある役で気に入っている。撮影中は暑くてカツラの中がムレムレだったけど(笑)」と、こちらも撮影を楽しんでいた様子。

メガホンを取った本木監督が「今年の上半期で一番面白い映画だと自負している」と自信をのぞかせた「鴨川ホルモー」は、4月18日より公開。

ぴあ


小説家・万城目学のデビュー長編を映像化した『鴨川ホルモー』が完成し、28日に神田明神でキャストらによる大ヒット祈願イベントが行われた。

本作は京都を舞台に、主人公らが奇妙な式神“オニ”を操って闘う“ホルモー”という祭に出会い、その競技を通して成長していく姿を描いたファンタジックな青春ストーリー。旬の若手俳優が多数出演し、ハジけた演技の応酬で魅せる本格的コメディ作品だ。

パパイヤ鈴木が振り付けを行った“オニ語・指令ポーズ”の披露で幕を開けたイベントでは、山田孝之、栗山千明、濱田岳、石田卓也、芦名星ら出演者たちが“オニ”の好物にちなみ、豆まきならぬ“レーズンまき”を披露。“オニ”に扮したチビっ子たちに懐かしの甘味をプレゼントして映画の成功を祈願した。

その後行われた記者会見では、オール京都ロケの撮影現場を振り返り「由緒正しい京都の街中で、意味不明な言葉を絶叫してわけのわからない動きをするっていうのに覚悟を決めてやりました(濱田)」、「撮影前にいろいろ聞いていたんですけど、行ってみたら(街の人が)皆親切で楽しかったです(石田)」、「近い年代の方たちと一緒にやるのが初めてで、すごく良い経験ができました(芦名)」とコメント。

全裸をも厭わない熱演を披露した山田が「神聖な神社で『やってやったぞ、どうだ!』っていう感じ(笑)。開放感がありました」と話せば、大木凡人似の女子という強烈なルックスのキャラクターに扮した栗山も「変身しがいのある役だと思って、楽しみにしていました。お気に入りです」と笑顔を見せていた。

山田が見どころを「本当に何も考えなくていいし、何も残らない(笑)。それがすごくいいと思います。本格的なコメディは初めてで不安もあったけど、出来がすごくいい。とにかく見てもらいたい、保証します」とアピールする本作。会見に出席した本木克英監督も「今年上半期で最も面白い映画になったのではないかと自負しております」と語り、作品への自信のほどを伺わせた。

キュートな“オニ”たちの活躍と、甘ずっぱくてちょっと情けない青春物語が絶妙に融合した『鴨川ホルモー』。春からの公開が今から待ち遠しい1作だ。
webザテレビジョン




山田孝之が神聖な神々の前で素っ裸に! その開放感にご満悦


映画「鴨川ホルモー」のヒット祈願イベントが1月28日、都内で行われ、出演者の山田孝之、栗山千明、濱田岳、石田卓也、芦名星、本木克英監督が出席した。

本作は'08年1月にフジ系でドラマ化された「鹿男あをによし」の原作者・万城目(まきめ)学のデビュー作「鴨川ホルモー」を映画化したコメディー。京都を舞台に、体長約30cmの“オニ”と呼ばれる式神を使って“ホルモー”という謎の祭りを行う、怪しげなサークルに属する学生たちの青春を描く。

イベント当日は、節分に先駆け、豆ではなく劇中に登場するオニの好物のレーズンをまいてヒット祈願を行った。

オニを操るための“オニ語”と独特の振り付けの習得に苦労したという山田は「オニ語と振り付けを一致させて覚えなければいけないのが難しかったですね。みんなで現場で確認し合いながら練習しました」と共演者たちとのチームワークは良好だったよう。
お気に入りのシーンについては、「(共演者の)荒川良々さんが好きなので、荒川さんが出てるシーンは全部好きですね」とコメント。劇中で裸になるシーンもあり、「素っ裸になってもあまり恥ずかしくなかったです。むしろ開放感があって、神社という神聖な場所で“やってやったぞ!”という感じがしました(笑)」と笑顔で語った。

おかっぱ頭で眼鏡姿の無愛想な学生・楠木ふみを演じた栗山は「京都ロケが暑かったんですよ。カツラを着けていたから頭が蒸れましたね(笑)」と役作りの苦労を語った。また、独特の格好をする楠木役については、「この格好をするのを楽しみにしてたんですよ。実際にやってみて、とても気に入りましたね。変身しがいがあると思いました!」と意外にもはまっていたよう。

帰国子女で、ちょんまげ頭の高村幸一を演じた濱田は「ちょんまげ姿で京都の町を歩けて楽しかったですね。その姿で山田くんとごはんを食べに行ったんですけど、いろいろな人に変な顔で見られました(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。

撮影の初日に山田との共演シーンがあったという芦名は「山田くんがゴニョゴニョしゃべるので、それがどこのセリフなのか分からなくて、自分が話すタイミングがつかめなかったんですよ」と明かした。それに対して山田は「初日から“こいつやりづらいなー”って思ったでしょうね(笑)。申し訳なかったです」と謝罪する場面もあり、和気あいあいとした雰囲気だった。


映画「鴨川ホルモー」
4月18日(土)から全国ロードショー

サンスポ 2008/4/21


現在、京都で撮影に励んでいる(左から)荒川良々、濱田岳、山田孝之。写真からもコミカルなムードが伝わってくる

現在、京都で撮影に励んでいる
(左から)荒川良々、濱田岳、山田孝之。
写真からもコミカルなムードが伝わってくる

「鴨川ホルモー」映画化!100匹の鬼操る大学生“鬼語”連発

 作家、万城目学(まきめ・まなぶ)氏のベストセラー小説「鴨川ホルモー」が、俳優の山田孝之(24)主演で映画化されることが20日、分かった。山田が演じるのは100匹の鬼を自在に操る大学生役で、その姿は、まさに現代版“陰陽師”。本木克英監督がメガホンを執り、来年公開される。製作・配給元の松竹では、笑って泣ける痛快青春コメディーを目指している。

 2月に行われた松竹ラインアップ発表会で、唯一詳細が明かされず、注目を集めていた映画「鴨川ホルモー」が、ついにそのベールを脱いだ。

 原作は、今年1月クールに放送されたフジテレビ系ドラマ「鹿男あをによし」の作者でもある、いま注目の作家、万城目氏のデビュー作。京都を舞台に、鬼と呼ばれる式神(しきがみ)を使った対戦型競技「ホルモー」を戦う大学生の姿を描いた青春物語だ。

 鬼といっても、原作に登場するのは、茶きん絞りのお菓子のような独特な頭部をした20センチほどの小鬼たちで、“鬼語”を駆使して100匹の鬼を操る姿は、まるで現代版・陰陽師。そんな“鬼使い”の主人公に、若手演技派の山田が選ばれた。

 劇中では、変態チックなポーズで“鬼語”を連発するなど、コミカルな演技も披露するが、山田といえば平成17年公開の映画「電車男」でオタク役を好演。昨秋公開の映画「クローズZERO」では、これまでのイメージを覆す凄味のある不良役を演じ、演技の幅を広げたばかり。本木監督は「山田君は愚かさと知性を合わせて表現できる俳優。自然な演技も傑出している」と絶賛。山田も「台本もらってめちゃめちゃテンション上がりました。こういうストーリーの映画に出たかったし、話が最高に面白い。とにかく楽しみます」と、新境地開拓に気合を入れている。

 「フギュルッパ(=進め)」、「アギュリッピ(=突撃)」など、不可思議な“鬼語”とともに繰り出す“変態ポーズ”は、タレントのパパイヤ鈴木(41)が指導。

 原作の万城目氏は、山田に“おばかキャラ”を演じさせてしまうことに「ええんか、ホンマにええんか」と心配しながらも、「でも一方でうらやましくもある。山田氏ならきっと、あの京都の空に、美しいアホの虹をかけてしまうだろうから」と期待いっぱい。山田が同作で新たな魅力を見せてくれそうだ。4月上旬にクランクインした。

★松竹、京大や立命館大と提携

 同作は役名も陰陽師にちなんでおり、安倍晴明ならぬ安倍明を演じるのが山田なら、芦屋道満ならぬ芦屋満を演じるライバル役には、若手実力派の石田卓也(21)を起用。ほかにも芦名星(24)、濱田岳(21)、荒川良々(34)ら個性豊かな面々が共演している。

 また、劇中では安倍らが通学する京大をはじめ、立命館大、龍谷大、京産大などが実名で登場。松竹では昨秋、立命館大や京都府と提携して、京都での映画作りを重視する方針を示しており、今回の作品がその第1弾となる。

■鴨川ホルモー

 念願かなって京大に入学した安倍(山田)は、「京都大学青竜会」と名乗る謎のサークルの新歓コンパで、同じ新入生の女の子(芦名星)に一目惚れ。誘われるままに同サークルに入ってしまう。だが、そのサークルには隠された目的があった。安倍は、まずは立派な“鬼使い”になるために修行を受けることになるのだが…。

ディリースポーツ 2008/4/21

山田孝之 不良一転!ダッサダサ京大生

 作家・万城目学氏の人気小説「鴨川ホルモー」(来年公開)が映画化され、俳優の山田孝之(24)が主演することが20日、分かった。「鴨川-」は京都大学を舞台に、“オニ”を使って対決する謎の競技に青春をかける群像劇。山田はダサい京大生・安倍を演じる。昨年公開の映画「クローズZERO」で演じた最凶の不良高校生とは真逆の役柄で、ファンの度肝を抜く。

  ◇  ◇

 人気小説待望の映画化で、山田が新境地を開く。「鴨川-」は、今年ドラマ化もされた「鹿男あをによし」が昨年の直木賞候補となった万城目学氏のデビュー作。05年に15万部を売り上げ、20社以上による争奪戦の結果、松竹が映像化権を獲得し、映画化が決まった。

 同作はインテリ学生による青春群像劇。2浪の末、京大に入学したがうだつの上がらない安倍(山田)が、謎のサークル「青竜会」に入会。体長20センチほどの妖精“オニ”100匹を操って対決する競技「ホルモー」を行う同会を舞台に、失恋や友情に悩む学生たちを笑いと涙で描いていく。

 山田は映画主演3作目。「クローズ-」での小栗旬と演じた壮絶な殴り合いが記憶に新しいが、今度は一転“いか京”を演じる。いかにもダサい京大生を意味する通り、インテリだが伸びた髪にしゃれっ気のないTシャツとジーンズ姿で登場する。「台本もらってテンションが上がった。こういうストーリーの映画に出たかった」と意欲十分だ。

 メガホンを取る本木克英監督は「山田さんは愚かさと知性を合わせて表現できる俳優。自然な演技も傑出している」と硬軟自在の高い演技力に期待する。本木監督は劇場版「ゲゲゲの鬼太郎」も手がけており、CGでオニ数百匹の対決を再現する予定。ロケは今月5日に始まり、京大キャンパスなど全編を京都で行う。共演は芦名星、濱田岳、石田卓也、荒川良々ら。

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