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【動画ニュース】山田、沢尻さん 初日舞台あいさつ

撮影に応じる山田孝之さん(右)と沢尻エリカさん(左)
東野さん原作の映画「手紙」初日舞台あいさつ
 直木賞作家、東野圭吾さん原作の、映画『手紙』が全国公開され、生野慈朗監督と主演の山田孝之さん、玉山鉄二さん、沢尻エリカさんら出演者が、3日、都内で舞台あいさつを行ないました。

 この映画は、東野さんのロングセラー小説を映画化したもので、監督は、テレビドラマシリーズ「3年B組金八先生」の生野慈朗さん。主演は、テレビドラマ「白夜行」に続き、東野作品に主演の山田孝之さん。共演には、映画「逆境ナイン」の玉山鉄二さん、映画「パッチギ!」の沢尻エリカさんら、若手実力派俳優が顔をそろえました。

 舞台あいさつで、山田さんは「リアルで現実的な話で、台本を読んで切なくなりました」、沢尻さんは「彼を想い続けて、(現実から)逃げなかったからこそ、小さな希望が見えたと思う」などと映画について語りました。

 この舞台あいさつの詳しい模様は、
こちらから全編動画でご覧になれます。

日刊スポーツ
「手紙」の舞台あいさつで左から沢尻エリカ、山田、玉山(撮影・橘信男)
 「手紙」の舞台あいさつで左から沢尻エリカ、山田、玉山(撮影・橘信男)

沢尻、網タイツにスカジャンで「手紙」

作家東野圭吾氏のベストセラー小説が原作の映画「手紙」(生野慈朗監督)が3日、初日を迎え、山田孝之(23)玉山鉄二(26)沢尻エリカ(20)らが東京・サロンパスルーブル丸の内で舞台あいさつを行った。

 沢尻は劇中で演じた食堂の配ぜん係の白衣姿と対照的に、ゴールドのスパンコールで輝くミニドレスに黒い網タイツを合わせ、スカジャンをラフに羽織った姿で登場。「(演じたのは)いちずに人を思い続ける強い女性。彼女から学んだことは大きい」と話した。

[2006年11月3日19時33分]

サンスポ

映画「手紙」初日舞台あいさつ、山田孝之「思い出いっぱい」

 俳優の山田孝之(23)、玉山鉄二(26)、沢尻エリカ(20)が3日、東京・有楽町のサロンパス ルーブル丸の内で映画「手紙」(生野慈朗監督)の初日舞台あいさつを行った。

 東野圭吾さんの同名小説が原作で、殺人を犯した兄(玉山)と、兄のために周囲から差別を受ける弟(山田)の兄弟愛を描いた物語。山田は「思い出いっぱいの作品。すごく現実的な話で、切なくなりました」とPR。

 玉山も「特別な思いで作った作品。この映画を見て、たくさんの絆を感じていただけたら」と、作品への愛情をアピールしていた。

msn ニュース(061103)
映画:「手紙」、きょう全国公開

 毎日新聞日曜版「日曜くらぶ」に連載された、東野圭吾さんの小説が原作の「手紙」が3日、全国で公開される。兄が殺人を犯して服役中であるために、仕事にも恋愛にも挫折する弟。加害者の家族というだけで差別を受けなくてはならないのか、罪を償うとはどういうことか。重い問いかけの中に、罪の重さに気づく兄と、家族と新たな人生を歩き出す弟の姿を感動的に描き出す。兄弟を演じた玉山鉄二さんと山田孝之さんに、映画について語ってもらった。【戸澤美佐、勝田友巳】

 ◇罪を償うとは、どういうことなのか−−兄・剛志役、玉山鉄二さん

 両親を早くに亡くした剛志は、出来のいい弟の直貴を大学に進学させようと懸命に働いてきた。しかし体を壊し思うにまかせず、学費を手に入れようと家に押し入って家人を殺してしまう。深く罪を悔いながら、直貴との文通を心の支えに刑に服している−−。この役を演じて、自身も影響を受けたという。

 「ニュースの見方が変わりました。事件や事故は、多くの人には人ごと。この役で加害者の目線で事件を追って、自分とつながっていると気づいたんです。被害者と加害者は、常に背中合わせ。罪を償うとはどういうことか。服役すれば遺族への償いになるのか。それは加害者の自己満足かもしれない。差別を受ける家族など、周りの人への影響も含めて償わなければならないのではないか。映画は答えを出していないけれど、考えさせられました」

 演技の上では、刑務所の中で作業をしたり手紙を書いたりと、セリフも動きも少ない。服役者役のために、頭を丸め体重を落として撮影に臨んだ。

 「自分のモチベーションのコントロールが難しかったですね。精神的につらい役で、プライベートでリセットせず引きずりたかった。一度玉山鉄二に戻ってしまうと、剛志になるのが大変だと思ったので。剛志は生き方が不器用なんだと思う。犯罪者だけど極悪人ではなく、かわいそうだと救いの手を差し伸べたくなるようなキャラクターにしようと気をつけました」

 直貴は差別と向き合って生きていくために、剛志にとってはつらい決断をすることになる。剛志は人を殺したことの報いを、深く悟る。ラストシーンは厳しいが、未来への一筋の希望も託している。

 「優しさのつもりでしていたことが、周りを傷つけていた。気づいた剛志はショックだったと思う。人を殺し、さらに周囲も傷つけ、もう何をしたらよいのかテンパッてしまっただろう。ボタンのかけ違いが、兄弟の間でも起きていた。すごく切ないことだと思う。でも、最後の直貴とのやり取りで、光をもらったような感じがしました。この映画は、何でも吸収できる若い子に見てもらいたい。多くの人に思いを伝えられる立場でいる限り、見ている人が考えるきっかけになる作品に出られればと、思うようになりました」

 いちずなまなざし、言葉を探しながら真摯(しんし)な口調で語る。役に深く入り込み、剛志を生きた手応えを感じていたようだ。

 ◇直貴の心の葛藤を、常に頭で考えていた−−弟・直貴役、山田孝之さん

 この世で唯一の家族であり大好きな兄が、自分のために強盗殺人を犯してしまう。だが、事件を境に弟・直貴の人生も大きく揺らいでいく。テレビドラマ「白夜行」に続き、東野圭吾作品に主演した山田孝之は「犯罪者の弟」という、どうすることも出来ない差別に苦悩する青年を演じた。

 「直貴は、兄のせいで芸人になる夢も愛する人との結婚も駄目になる。撮影中は、そのシーンが幸せな気分だろうが悲しい気分だろうが、直貴の葛藤(かっとう)を常に頭で考えるようにしていました。根本の部分をしっかり持って、後は場の空気と相手役の出方に任せました」

 生野慈朗監督は、山田にほとんど何も言わなかった。俳優として一任されたやりがいと共に、客観的に見て自分の演技は大丈夫なのかという不安もあった。

 「僕が持つ暗さは直貴と重なる部分があり、それを素直に出せれば良いと監督は考えていたみたいですね。でも、役者って自分の役のことばかりで、せりふの間も直貴はこうだと決めて演じてますが、ほかの役者さんと絡んで失敗したらそれは僕の責任ですから心配もしました」

 直貴が勤務する家電量販店で窃盗事件が起こり、直貴は倉庫担当に配置転換させられる。そこで、杉浦直樹が演じた会社会長と語り合う。この場面は映画の重要なテーマを伝える印象的なものになった。

 「差別のない所に逃げるのではなく君はここで生きていくんだと、杉浦さんに言われ、胸に響きました。このセリフが映画の中に存在することがすてきだと思う。親しい人でも言えないことを他人が言ってくれる。すごいやさしさですよね」

 役を通して見たり考えたりすることで、一つ一つ知識を蓄えているという。今作「手紙」のストーリーも最初はリアルに感じることができなかった。

 「今はこれがリアルな世の中だと受け止めています。嫌な面もあるが直貴を包んでくれる温かい人たちだっている。加害者の立場からのニュースは少ないし、こういう人たちがいて、こういう現実があることを、多くの人に知ってもらいたい。ラストで直貴は少しだけ強くなるんですが、差別は変わらないし、闘っていかなくてはならない。完全なハッピーエンドではないけれど、僕はこれから先の彼の人生に思いをはせました」

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原作   :東野圭吾「手紙」(毎日新聞社・文春文庫刊)
監督   :生野慈朗
出演   :山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、吹石一恵、尾上寛之、吹越満、風間杜夫、杉浦直樹
脚本   :安倍照雄、清水友佳子
音楽   :佐藤直紀
挿入歌  :小田和正「言葉にできない」
主題歌  :高橋瞳「コ・モ・レ・ビ」
特別協力 :日本郵政公社
製作委員会:ギャガ・コミュニケーションズ、日活、葵プロモーション、毎日新聞社、S・D・P、レントラックジャパン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、東急レクリエーション
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 ■人物略歴
 ◇たまやま・てつじ
 1980年4月7日生まれ。99年ドラマ「ナオミ」で俳優デビュー。「ROCKERS」「天国の本屋〜恋火〜」など映画に次々と出演。05年「逆境ナイン」で初主演した。ドラマ「ブラザー☆ビート」で人気を得た。

 ◇やまだ・たかゆき
 1983年10月20日生まれ。99年デビュー。「ウォーターボーイズ」「世界の中心で、愛をさけぶ」「タイヨウのうた」など話題のテレビドラマに数多く出演している。映画は「電車男」(05年)。陰のある若者役など繊細な演技には定評がある。

毎日新聞 2006年11月3日 東京朝刊

cinema today
山田孝之   『手紙』 こういう現実があるということを知って欲しい
『手紙』山田孝之 インタビュー

取材:須之内達也 文:シネマトゥデイ 写真:秋山泰彦

『電車男』とは打って変わって、シリアスな役に挑戦した山田孝之。殺人を犯した獄中の兄から送られてくる“手紙”を通して、兄弟のきずなや世間とのかかわり合いを描く『手紙』で“加害者の弟”という難しい役を演じた。原作はロングセラーとなっている東野圭吾の同名小説。その難役に挑戦した山田に、撮影現場での様子や作品について語ってもらった。

■難しい役どころ
Q:最初に台本を読んだときの感想を聞かせてください。

最初に台本を読んだとき、すごくリアルな物語だと思いました。これほど痛いぐらいの現実を素直にぶつけられた作品は、そんなにないですから……。でも、この作品をやるとなったら、厳しい現実を目で見て、肌で感じることを自分からしていかなきゃストーリーにも入り込めないし、役にも入っていけないので、最初は不安を感じました。

Q:劇中では時間の経過や、感情の起伏が大きいですが、演じる面で難しかったことはありましたか?

そうですね。僕の演じた直貴は加害者ではないのですが、彼が世間から拒否されている部分がありながらも、自分から拒否している部分もあるし、どんどん1人になっていっているのに、お笑い芸人を目指して人前に出て、人を笑わせることをするっていう……すごく極端ですよね。こういう状況に置かれている人が、一番しなそうなことをしているっていうところが難しかったですね。

Q:山田さんの演技のさじ加減によって印象が変わる役だったと思うのですが、そこはどうでしたか?

そこは、悩みましたね。どっちかに寄り過ぎてもいけないし、かと言って、量りにかけたように均等にしたらどっちも曖昧(あいまい)に見えてしまうし。お笑い芸人をやって、人を笑わせているけど、何か陰の部分を感じていたほうがいいのかなとか。でも、僕はどんなときでもこの人の背負っているものが、しゃべり方や動きや表情で常に見えるように演じました。

■テレビドラマとはまったく違う現場
Q:撮影中、監督は山田さんの持っている雰囲気を出したいから、あえて何も指示しなかったとおっしゃっていましたが、不安ではなかったですか?

そうですね(笑)。監督って、作品を通して全部観ているし、すべての人の視点で観て、客観的に言ってくれる存在なので、何も言われないのはやっぱり怖いですね。

Q:映画の撮影は、スタンバイや待ちが長くて、テンションを保つのが大変だったのでは?

スタンバイや待ちの間は、じーっとしていたり、1人で自転車に乗ってスタジオをぐるぐる回ったりとかしていました。ドラマは、どんどん撮影が進むので、気持ちをずっとつなげていくほうが良いんですけど、映画は1回1回スタンバイに時間がかかるので、そのつど、自分で気持ちのスイッチの切り替えをしないといけなかったんです。すごく感情的になるシーンでも、終わったら無理矢理でもその感情を冷まさないと、次のシーンを撮影するときに気持ちが上がりきれなかったです。

■厳しい現実が垣間見える物語
Q:加害者本人ではなく、その家族が世間から拒否される現実って何だろうと思いますよね。

でも、こういう状況に置かれた人たちの中には、『手紙』の中のようなことが、実際にあるんだろうと思います。それは悲しいことですよね。ただ、被害者側の気持ちで観る方もいると思うので、どれだけこの兄弟がつらい思いをしていても、遺族のほうがよりつらいだろうと思う人がいるのも当然だと思います。

Q:そういう厳しい現実を突きつけられる物語の中で、逆に人と人とのつながりやきずなを考えさせられる作品でもあると思うのですが、いかがですか?

そうですね。でも、直貴の良き理解者である由美子の存在をひっくるめても、僕は直貴に対して何も救いが見えなかったですね。

■共演者の素顔
Q:由美子役を演じた沢尻エリカさんとの共演はいかがでしたか?

『手紙』の作品性もあって、現場の雰囲気が重く、あまり話す機会がなかったんです。でも、直貴と由美子の支え合っている関係やその雰囲気が本番でパッと出たら面白いと思っていました。

Q:『手紙』で共演したときと、ドラマ「タイヨウのうた」で共演したときとは変わりましたか?

そうですね。全然違う感じでしたね。ドラマは物語も明るい部分があったし、現場の雰囲気も明るいですしね。

Q:兄役の玉山鉄二さんとは、この作品でかなり仲良くなられたそうですが、どんな方なんですか?

どんな方!? んー、作品がシリアスだったので……最初に会ったときは、すごくまじめで堅い人かなと思いましたけど、話をしたら、普通に優しいお兄さんって感じでしたね。

Q:坊主頭も似合っていましたよね。

そうですね。かっこいいですから、何やってもかっこいいですよね(笑)。

■メールとは違う“手紙”の特別感
Q:この作品のタイトルにもなっている“手紙”ですが、“手紙”と聞いてイメージすることって何ですか?

特別な距離感を感じますね。実際会って話すわけでもないし、声が聞こえるわけでもないけど、文字が書いてあるだけで、メールとは違う、もっと大事な感じがします。メールで打っても良いことを、わざわざ手紙に書いて送ったら、もっと伝わるというか、そういう印象はあります。手書きの文字だと、相手が自分で書いているということと、相手の特徴が文字に出るし、文章にも表れますよね。そこが特別に感じますね。

Q:今の生活で手紙を書くことは、なかなかないと思うのですが、どうですか?

僕もないですね。メールとか電話ですね。メールは面倒くさいこともあるけど、すごく特殊ですよね? 感情がまったく読めない感じが、僕は嫌いじゃないです。言いづらいこととか……メールでしか言えないこともありますよね。

Q:『手紙』をこれからご覧になる方へのメッセージをお願いします。

人それぞれ、色んな感情があって、友だち同士で観に行っても、みんな違う印象だったり、同じように思ったりするところもあると思いますが、「どう思うか」というところよりも、こういう現実があるんだということを知って欲しいです。

質問に対して慎重に言葉を選んで答える山田孝之は、23歳になったばかりとは思えないほど落ち着いていて、彼のまじめさと誠実さが感じられた。お笑い好きで、劇中ではお笑い芸人としてコントも披露しているが、その素顔はとても照れ屋でシャイ。本作で、どんな役にでもなる、“幅のある役者”を見せつけてくれた彼の今後の活躍に目が離せない。

ZAKZAK 2006/10/6
山田孝之、玉山鉄二で“社会派”沢尻エリカ母親役挑戦

 映画「手紙」(11月3日公開、生野慈朗監督)の完成披露試写会が5日、東京・新宿で行われた。主演の山田孝之(22)のほか、玉山鉄二(26)、沢尻エリカ(20)らも顔をそろえ舞台あいさつをした。

 作家、東野圭吾さん(48)の同名ベストセラー小説を映画化。殺人を犯して服役している兄(玉山)と山田演じる弟を描き、犯罪と刑罰をテーマした社会派の作品だ。山田は「現実を知ってほしい」と訴えた。

 玉山「お互い人見知りで友達も少ない。山田君はプライベートでも“兄貴”って呼んでくれて飲みに行ったり、本当に兄弟みたいでいい関係を築けた」と撮影が順調だったことを強調した。沢尻は初めて母親役に挑戦した。 

ZAKZAK 2006/10/06

2006/4/26

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東野圭吾「手紙」を映画化 主演に山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ

直木賞作家、東野圭吾さんの小説「手紙」が映画化されることが25日、分かった。殺人を犯して服役中の兄と、兄のため周囲から差別を受ける弟の兄弟愛を軸にした物語で、主要キャストには山田孝之(22)玉山鉄二(26)、沢尻エリカ(20)の若手実力派を抜擢。TBS系「ビューティフルライフ」など数々の若者向けドラマを手掛けてきた生野慈朗監督が約16年ぶりにメガホンを執る。来年公開。

 「手紙」は、平成13年7月から14年10月まで毎日新聞の日曜版に連載された東野圭吾さんの人気小説。服役中の兄と、その弟との手紙のやり取りを軸に、犯罪を加害者の家族の視点から描いた作品で、ミステリー作家として知られる東野作品の中では、珍しく社会問題に深く切りこんだ物語だ。
 
 

武島直貴の兄・剛志は、弟を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った屋敷で、思いもかけず人を殺めてしまう。判決は、懲役15年。それ以来、直貴のもとへ月に1度、獄中から手紙を送る剛志。一方で、進学、恋人、就職と、つかもうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって、その手をすり抜けていく直貴。日を追うごとに、剛志からの手紙は無視され、捨てられ、やがて…。

 
 
 配給元のGAGAによると、映像化は数年前から考えていたといい「ネット時代だからこそ、手紙でしか伝わらない魂の入った言葉というものを伝えたかった」と企画意図を説明。兄の犯した罪に苦しみながらも差別や偏見を乗り越えていく主人公役を誰にするかが決め手だったが、映画「ドラゴンヘッド」で悪役に挑戦した山田の演技などを見て、イメージがピッタリと即決した。
 
 
 また、もう1人のメーンとなる兄役には、山田にルックスが比較的似ている点や、映画「逆境ナイン」でのコミカルな役などで演技の幅を広げた玉山を抜擢。2人を陰で支えるヒロインには、映画「パッチギ!」で存在感を見せた沢尻を起用した。
 
 
 3人は初顔合わせで、このほど都内でクランクイン。1月クールのTBS系ドラマ「白夜行」に続いて東野作品に主演する山田は「とても丁寧にじっくり撮影が進んでいて、本当に映画を作っていると実感してます」と、昨年大ヒットした映画「電車男」に続く主演を楽しんでいる様子。劇中、漫才に初挑戦するが、「ちょっと不安ですが、最後まで撮影を楽しみたい」とノリノリで、この漫才シーンも大きな見どころとなりそうだ。
 
 
 玉山も「今うすくなってきた親子・兄弟・友人などの絆をテーマに、心で演じたい」と気合十分。沢尻は「今回初めて10代から母親までの役を演じるので楽しみですが、不安もあります。体当たりで挑戦したい」と意気込みを見せている。
 
 
 沢尻エリカまぶしすぎ!チラ見もできない…
 
 山田孝之(22)玉山鉄二(26)沢尻エリカ(20)が出演する映画「手紙」(監督生野慈朗、11月3日公開)の完成披露試写会が5日、都内で行われた。沢尻はオレンジ色を取り入れた衣装で登場。あまりのまぶしさに、原作者の東野圭吾氏(48)が「横目で見られない。かなりドキドキしています」と話すほど。沢尻は「いくつかの時代を演じ分けて、面白い経験ができた」とにっこり。
 

 
 この映画は、東野さんのロングセラー小説を映画化したもので、監督は、テレビシリーズ「3年B組金八先生」の生野慈朗さん。主演は、映画「電車男」の山田孝之さん。共演には、映画「逆境ナイン」の玉山鉄二さん、映画「パッチギ!」の沢尻エリカさんら、若手実力派俳優が顔をそろえました。

 舞台あいさつで、映画について、山田さんは「内容は重いし、いろんな気持ちになると思うけど見てほしい」、玉山さんは「強いメッセージがこもった作品」、沢尻さんは「自分にとって、すごく思いがあった作品」などと語りました。
 
東野圭吾「手紙」



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