亮司の高校エキストラレポ
12月16日(金曜日)

by えりママさん

白夜行ページに戻る

2005/11/26
2005/12/3
2005/12/4
2005/12/16
2005/12/19

2006/1/5
2006/1/14

2006/1/15
2006/2/10
朝7時に東京都台東区の下町の商店街の入り口に集合。
ここで10時半まで、ちび雪穂ちゃんが、横断歩道を渡って、商店街のアーケードの中に歩いていくシーンを撮りました。
ちび雪穂ちゃんは、前回は毛玉のついたような白いカーディガン姿だったのですが、今回は、足跡があちらこちらについているような?誰かに踏みつけられたような汚れたベージュのジャケット、チェックのスカート、白ソックス、右手にピンクの手提げ、左手にビニールのカバーがついた紙袋を持ち、ランドセルはすっかり変わって、ガムテープが4箇所に貼ってありました。いじめにあった様子でした。
クリスマスなので皆は楽しそうな幸せな感じで演じて下さい。雪穂ちゃんの側を通るときはあれっ、とかえっとかの感じでランドセルに気づく芝居をして下さい。とのことで、横断歩道の反対側に渡る人などそれぞれに分かれて、通行人を演じました。
一時間半程たったところで、一番最初のシーンを違う角度でもう一回撮りますと言われたときは、全く動きが思い出せない自分が恥ずかしく、周りの皆さんに助けられました。
エキストラは高校生から一般まで、25人程でしょうか。私の周りは塩谷さん、はるかちゃん、子役ファン、エキストラが趣味の人などで、山田さんファンばかりではありませんでした。

終了後、ここから都バスに乗り、亮司くんの高校に移動しました。不思議な楽しげな団体で、バスの一般乗客にはびっくりされましたけど。
11時、廃校になって、今は生涯学習センターとなっている、荒川区の元学校で、大江工業高校の卒業式シーンの撮影です。
ここで、エキストラに、トライアル、劇団東俳のプロの方が加わり、保護者、通行人、男子学生役に別れました。スタッフの人も皆、学ランを着ていました。これは、やむなく映ってしまっても、おかしくないように着ているらしいです。若いスタッフばかりなので、皆さんとてもよくお似合いで、なかなかカッコよかったです。学生役の男の子たちは、皆お洒落で、スタイルがよく、さすがプロですね。
まずは、卒業写真の撮影です。男女各一人の先生と生徒で30人程で位置決めをしました。解散した後、胴上げの練習をしたり、高校の校章をつけたり、カバンが配られたりした後、再集合して、準備が整ったら、校舎の脇のドアが開いて、やっと山田さんご登場です。
お似合いの学生服、キラキラの笑顔でご挨拶していました。白い歯が印象的でした。
亮司くんは、前回より、髪型が少しストレート気味かな?
撮影に加わるときの山田さんは、
山田さん歩き?みたいなカワイイ歩き方でしたが、列に加わるとダークな亮司でした。(個人的には透明感があって、はつらつとした学生役も見たいのですが、今回の役では無理ですね)
写真は最上段の右から二番目が亮司くんの位置です。
差し出された手鏡を見て、手櫛でなでつけたり、左手の指の動きがいつものようにセクシーです。周りの学生の配置を変えたりして、調整し、無事写真撮影は終了しました。
終了後、校庭のまん中で亮司くんはポケットに両手を突っ込んでいました。お天気はよかったのですが、やはり寒いですよね。
その後は、登校シーンの撮影のため、校外に出ていかれ、保護者役のために校庭に待機させられた私は、見ることができず、残念でした。「亮司〜!」という魔女さまの気持ち、よーく理解できました
しばらくして、亮司くんが、校庭へ入ってきました。明るく元気に登校するやんちゃな学生達の中、一人で歩くその姿、ダークな感じと美しさが際だっていました。学生役の子たちは一般人よりはるかに素敵なのですが、美しさの質が違うのはやはり山田さんのオーラでしょうか。
やっと亮司くんが視野に入ったと思うと、
くるっときれいに回れ右してすたすた戻ってしまうのが、残念でした。
このシーンの撮影終了後、フェンスのところで、カバンを背中の方に持ち上げ、伸びをしたり、ブロックに足をかけて、屈伸してました。靴下はグレーでした。右足のかかとを踏み潰したまま校門に戻ってしまいました。
またすぐに校庭にもどってきた亮司くん、歩きながら、突然、学ランのボタンをはずしだしました。え〜!なんでここで脱ぐの?生お着替え?白いトレーナーになった亮司くん。(後姿は高松翔くんのベストなし白バージョンみたいな感じ)学ランを渡すと校舎の中に戻られました。
本日のご出演はこれで終わりだったのです。あれっ卒業式は?という感じでした。
その後、保護者役と生徒役が呼ばれ、ペアになり、親子を演じました。
スタッフの方が、親子をそれぞれ決めてくださったのですが、本当の親子?みたいな組み合わせもあり、私の息子になって下さった東俳の現役高3生は、私好み、山田くんサイズで純な感じ、礼儀正しくて、自慢したくなるような良い息子でとても楽しかったです。
亮司ママがふてくされた感じで一人で帰る校庭で、写真を撮ったり、おしゃべりしたりして、卒業の喜びの親子を演じ、その後、武田刑事と亮司ママが通学路で演じる後に映りこむ、楽しく帰宅する親子を演じ、まだまだ、撮影は続いていたのですが、予定時間も過ぎ、娘を友人宅に迎えに行く時間の都合、区切りのよいところで帰らせて頂きました。
気がつくと、山田さんが早々に帰られたためか、ママ役も帰ってしまったようで、不足していました。申し訳なかったのですが、早朝から、寒い中、ヒールの靴で立ち通しで、昼食は自前で時間もなく、飲まず、食わずでしたので。
山田さんに会った時間は短く、目の前でパワーハラスメントみたいな現場を見たり、辛いことも多かったのですが、山田さんの存在感と学生役の方々が素晴しかったです。
≪余談
いじめにあってかわいそうなちび雪穂ちゃんと、クリスマス気分の楽しげな通行人
一人で登校する孤独な感じの亮司と群れて登校する賑やかな生徒たち
亮司の卒業証書の入った筒を持ち、一人で帰る亮司ママと卒業の喜びを分かちあう楽しげな親子
そんな対比でメリハリをつけて、孤独な感じを出していました。現実では高3にもなって、ママと校庭で、写真を撮らないし、一緒に二人で仲良く帰宅する人は少ないですよね。

麻生祐未さんは美しい亮司ママでした、知的で上品なイメージを持っていましたが、今回は少し乱れた?感じ?メリハリボディでスーツの胸元が結構開いていて、裾がフリルみたいでカワイイスカートは丈が短めで、若いセクシーママでした。亮司はママ似の設定ですね。
武田刑事は入ってきたときはジャンパーで、金八風でしたが、衣装に着替えたら、近寄りがたいコワイ刑事さんでした。

TBSから参加の連絡が来たのは、前日、夜6時半、それでも他の方に比べると早いほうでした。午前の撮影は、山田さんいらっしゃいますか?の質問に、わかりませんが、午後はいらっしゃいます。でした。これは、実は来ないということを学びました。
卒業式に保護者として出席していただきますので、スーツでお願いします。とのことで、これは楽かも?講堂で、いすに座って、山田さんのみ見つめていようと思ったら、予想がはずれ、卒業式帰りのシーンで、演技沢山、映りたくないし、演技できないので、戸惑ってしまいました。原作を読まれた方によると、亮司は卒業とともに家を出るそうで、だから亮司の卒業式帰りの撮影シーンはないのですね。

午前の撮影中、道路の脇にいい感じに積んであった、本当の生ゴミが回収され、なんだかさっぱりしてしまいました。スタッフさんたちは、慌てて、ゴミ作り、そこら辺にある備品や自分の服までビニールに詰め、それらしく復元していましたが、その後また収集車に持っていかれそうになり、戦っていたのがなんだかおかしかったです。
劇団の子供たちは素晴らしい!午前のちび雪穂ちゃんも、寒い中、長時間立ちっぱなし、幼いながら忍耐力があります。
午後の生徒役は、実に立派な男の子たちでした。指示されたとおりに自分で考えた演技をきちんとこなし、明るく青春の感じがよくでていて、亮司を引き立てていました。
親子の演技も、息子役の子が決めてくれたので、スムーズに楽しくできました。初対面のよそのお母さんなのに、いやがらずに沢山おしゃべりしてくれて、私は彼にお任せするだけで安心でした。きちんとして、礼儀正しくて、忍耐力、集中力があり、お仕事に対するまじめな姿勢、息子役がついたママエキストラは意外と楽しかったのでは?と思います。
薄い学ラン一枚で、頑張る彼ら、山田さんも若い時、こんな感じだったのかなと思いました。俳優は美しいだけではなく、頭脳、体力、運動神経が優れていることを実感しました。
エキストラの仕事より、山田さん見物気分を反省し、お気楽OLしかしたことのない私は、いい年をして、学ぶことが多く、本当に貴重な体験でした。
 
※背景画像は「白夜行」とは関係ありません。
(魔女の息子が通う工業高校…
やっぱり工業高校ってダークなイメージなんだよね〜)

表紙にもどる  メニュー画面にもどる



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送