色褪せたカーキ色のパーカージャケットに、鼻先まで隠れるくらいすっぽりと身を包んで、
両手は終始上着のポッケの中…
そんな亮司でありました。
長い前髪の間から覗く大きな目は、睫にくっきりとかたどられて、深く輝いています。
本当に、本当に綺麗。。
なんで、あんなに綺麗なんだろう…

今日は亮司と雪穂の散歩シーン？
短い時間ではありましたが、最初から最後まで、ずっと一緒の二人…
こんな二人きりの穏やかな時間があったということ、亮司には救いだよね。

はっきりとした声で亮司に語りかけながら先を歩く雪穂と、
身を縮めるようにして、終始うつむきがちに歩く亮司。
切なげに雪穂を見上げる顔が美しい！（こればっかり…）

「ベストポジションだよ」と、スタッフさんに指示された魔女たちの立ち位置…
亮司が目の前を通り過ぎる度に、硬直する体と緩みっぱなしの顔、
それに寒さも加わって、アンバランスな体と心、なんだか頭の中真っ白状態だったような気がします。

カットがかかる度に、はるかちゃんにはロングダウンが着せられ、
メイクさんが、顔や髪を慌しく直している傍らで、
演技中と全く変わらない様子の天使。。
寒そうに肩をすぼめて立ってます。
鼻をすする天使の可愛い仕草が幾度となく見られ、
ティッシュで鼻をおさえる、女優はるかちゃんとの対比が可笑しかったです。

本当に本当に寒い夜でした。
足の指先の感覚が消えていき、手袋をした手もかじかんで、
空気の冷たさに涙も出ます。
常にマネージャが周りをうろついて、小さなヒーターを当てていましたが、
コートも着ずに頑張っていた天使でありました。